どこにある!?東京の家系ラーメン!東京おすすめ家系ラーメンランキング

「家系ラーメン」とは、かつて横浜市にあるラーメン店「吉村家」から始まった「独特の濃厚なスープ」が特徴的な豚骨醤油ラーメンでございます。

初めは、吉村家の姉妹店やのれん分けした店が多かったため、「〇〇家」という店名が定着し、家系ラーメンの名称が一般的になりました。

元々、横浜のご当地ラーメンとして生み出された家系ラーメンですが、クリーミーな豚骨醤油スープにまろやかな鶏油を合わせた、独特の旨みが人気を博し、現在ではラーメンの1ジャンルとして確立しているでしょう。

また、吉村家以外にも、多くの家系ラーメン店が誕生し、それぞれに個性豊かな味わいを提供しております。

東京都内でも、新宿や渋谷、池袋などの人気エリアから、外れた場所にある名店まで、様々な家系ラーメン店があり、多くのラーメンファンに愛されています。

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家系ラーメンの歴史について

「家系ラーメン」とは、1974年に神奈川県横浜市で創業した「吉村家」の影響を受けたラーメンの総称です。

発祥の地は横浜ですが、吉村家の弟子や孫弟子が各地で独立したり、大手外食チェーンが追随して作った店もあるため、その知名度や人気は全国的に広まっています。

家系ラーメンは、

  1. 濃厚な豚骨醤油スープ
  2. 太麺
  3. シンプルなトッピング

の3つの要素で構成されています。

今回は、東京都内にある家系ラーメン店の中から、おすすめのお店を記載しますので、ぜひ「家系ラーメン」の世界をお楽しみください。

東京のおすすめ家系ラーメンはこれ!

ここからは「東京のおすすめ家系ラーメン」について解説していきます。

①横浜ラーメン町田家

町田家は、六角家や高島屋といった老舗家系ラーメン店から流れを汲む、町田にあるラーメン店です。

2000年に新宿エリア初の家系ラーメン店として開店しました。

町田家の新宿支店は、高島屋の裏手あたりに位置し、新宿界隈ではなかなか味わえない、本格的な直系家系ラーメンを提供するお店として、多くの人々に愛されています。

町田家のラーメンは、海苔、ほうれん草、720円で提供される並サイズのラーメンにはほろほろとしたチャーシューが乗せられています。比較的あっさりしている家系ラーメンのスープはとても食べやすく、オーソドックスな仕上がりです。町田家のいちおしのメニューは、明太子、並ラーメン、ライスが付いてくるめんたいセットです。明太子を載せたご飯に、濃厚なスープを注いでお召し上がりいただけます。

15時を過ぎるとタイムサービスが提供され、チャーシューの切れ端が無料でいただけます。また、学生割引として、学生証を提示すると無料で麺を大盛にしてくれます。

②武蔵家

都内には多くのラーメン店がありますが、中でも直系の系譜を汲む店は数が少ないです。

その中でも人気のあるラーメン店があることをご存知でしょうか。

その店は「武蔵家」という名前で、新中野に本店を構え、東京近郊に20店舗以上展開しています。

さらに、超濃厚系家系ラーメン「武道家」を提供している店舗としても有名となっています。

「武蔵家」はオーソドックスな家系ラーメンの味わいが特徴で、クリーミーでコクのあるスープが自慢です。加えて、少し甘みを感じるまろやかな味わいで食べ放題のライスとの相性も抜群です。

その美味しさは家系ラーメンを食べ慣れた方にも、初心者の方にも安心して楽しめるものとなっています。 なお、営業時間は深夜の2時までとなっており、深夜のラーメンが食べたい場合にも利用することができます。

③武道家

早稲田駅近くにある武道家は、多くの人気店が集まる学生街にあります。その中でも、早稲田大学生にとっては必ず訪れたいラーメン屋の一つです。

何よりもその濃厚なスープが特徴で、一日につき300kgもの豚骨を超強火で炊き出したこのスープは、非常に高い粘性を持ち、骨深いザラザラ感があります。

また、トッピングにはチャーシュー、ほうれん草、海苔があり、ラーメンの基本である並ラーメンは700円です。この濃厚なスープは、酒井製麺所の中太の麺としっかりと絡み合い、麺とスープの絶妙なバランスが楽しめます。ラーメンだけでなく、ラーメンと相性抜群のご飯も自由にお代わりできるので、お腹いっぱいになりたい方には最適です。

④侍

渋谷で家系ラーメンと言えば、町田家の出身である店主が手掛ける、正統派家系ラーメンの店があります。

ここのスープは店内で炊き出した本物であり、都内ではセントラルキッチン方式を取る家系ラーメン店が増加中ですが、異なる違いを感じられるお店もあります。

家系ラーメンとしては、やや高めの750円となっていますが、渋谷という立地と味のバランスを考慮すれば納得できるでしょう。

また、こちらのお店で提供される麺は、家系発症である町田で製造されたものを使用しており、素材の良さも味の決め手の一つとなっています。さらに、店内の雰囲気もよく、一人でも入りやすく、一度訪れたらリピーターになる方も多いと評判です。

⑤らすた

「らすた」という、希少性のある店舗名ですが、実はれっきとした家系ラーメンのお店です。

2005年に都内にオープンし、古参の部類に入ります。本店は横浜市の日吉にあります。基本のメニューはラーメンで、お値段は620円。

このお店の目を引く特徴は、ビジュアルに表れる海苔に覆われたラーメンです。地鶏と黒豚を使ったスープは、豚骨の風味が効いたさっぱりとした味わいが特徴で、染谷製麺が手掛ける、少し縮れた独自の卵麺の素晴らしい歯ごたえと相性が良いです。

⑥谷瀬家

新橋に、2018年にオープンした家系ラーメン店があります。

武蔵家出身の店主が手掛ける「待望の新店」と呼べるお店です。ランチタイムにはサラリーマンが列をなすほど、人気が高いことがうかがえます。

700円で食べられる家系ラーメンは、豚骨ベースのスープが効いた濃厚な味わいです。麺は王道のストレート中太麺で、楽しい食感になっています。店主自ら仕込む激辛一味の醤油漬けが定番調味料の他に置かれ、辛さも楽しめるでしょう。

また、無料サービスでライスとキューちゃんが提供されているため、様々な食べ方が楽しめます。さらに、朝イチには角切りチャーシューも無料サービスで提供されます。

深夜1時まで営業しているため、飲み会の締めにもおすすめです。

⑦わいず

神田駅から徒歩2分ほどにある、名前には「家系ラーメン」とはなっていませんが、家系インスパイア系として有名なお店があります。

このお店は非常に人気が高く、お昼時を外しても長い行列ができています。

このお店の醍醐味は、わいずのスープにあります。

このスープは髄まで煮込まれているため、超濃厚で旨口な味わいが楽しめるでしょう。とろりとした、塩分が高めに感じられるスープは、特注麺にしっかりと絡んで、ジャンキーで癖になる味わいです。

また、厚切りのレアチャーシューは、少しスモーキーな風味があるため、本家吉村家を彷彿とさせると言われています。このお店で一番人気のメニューは、のり玉ラーメン(960円)です。とろっとろの黄身の味玉がのったこのラーメンは、抜群に美味しいと評判です。

また、このお店の営業時間は平日でも深夜0時45分までと遅く、仕事帰りに寄ることができるのも嬉しいところです。

⑧横浜家系ラーメン田中

水道橋駅から徒歩4分ほどの場所にある「ラーメン田中」というお店は、豚骨の旨味とキリッとした醤油が特徴の王道家系ラーメン店です。

ここで特にオススメしたいのが「田中ラーメン(750円)」で、このラーメンはフランスパンととろけるチーズがトッピングされたものになっています。

家系ラーメンとフランスパンという、異なる味わいを持つものの組み合わせは驚きを感じることがあるかもしれませんが、熱々のスープにひたされたパンととろ〜りとろけたチーズが、まるでオニオングラタンスープのようです。麺、ライス、パンといった炭水化物の共演をぜひ楽しんでいただきたいと思います。

また、学割として味玉&のり2倍のサービスもありますので、学生の方や田中さんには特に嬉しいお店です。

⑨まこと家

1996年に創業した都内老舗家系ラーメン店「まこと家」は、本牧家系の川崎家の出身であり、吉村家からみると曾孫弟子にあたる店主が経営しています。

基本的なラーメン(700円)は、海苔、ねぎ、チャーシュー1枚が乗ったシンプルなビジュアルです。

ほうれん草は、追加トッピングで200円で注文することができます。まこと家のラーメンの大きな特徴は、スープの上に層をなすほどたっぷりと注がれた鶏油です。少々油っぽいラーメンですが、強いパンチの効いた醤油とガツンとした豚骨の風味が、柔らかな油に包まれて、卓越した美味しさに仕上がっています。

麺は、当店でも定番の酒井製麺製であるにもかかわらず、「真宏麺」という独自の商品を使用して、他店と一線を画しているでしょう。また、表面がなめらかでつるりとした食感が特徴で、川崎家系列にふさわしいトッピングとして、茎ワカメが挙げられます。

シャキシャキとした食感がよく合うことが広く受け入れられています。

営業時間は、9時30分から翌朝6時までの通し営業で、食べたい時にいつでも足を運ぶことができる家系ラーメン店としても貴重な存在です。

⑩ラーメン飛粋

JR蒲田駅から徒歩3分ほどの場所に位置するラーメン飛粋は、まるで和食店のような高級感ある店構えが印象的です。

2018年オープンしたこの店は、食べログのTOP1000入りを果たし、注目を集めています。

その特筆すべき点は、家系ラーメンとは異なる独創的なこだわりです。

色合いが少々薄めながら豚骨の厚みをしっかりと感じることができるスープには、獣臭さや不透明感がなく、透明感があります。そして、その上には親鳥のみから抽出した鶏油がたっぷりと注がれ、マイルドで一体感のあるスープとなっています。

麺は定番の酒井製麺製平打ち麺で、やや固めの茹で加減が歯応えを引き立てるでしょう。また、チャーシューはもも肉あるいはバラ肉から選ぶことができ、低温調理でしっとりと仕上げられています。ほんのりと香る薫香はアクセントとなっているでしょう。

そして、ライスは「寝米」と呼ばれる、籾のまま貯蔵された秋田こまちを使用しており、直前に新米として精米しており、旨味が保たれています。

そんなラーメン飛粋の1つ1つのパーツは家系ラーメンですが、それぞれが実に丁寧に作り上げられており、ここで提供されるラーメンこそが「飛粋のラーメン」と呼ぶに相応しいでしょう。

まとめ

「家系ラーメン」と言われても、その味はお店によって大きく異なります。

味のバランスが取れた直系のお店や、尖った味が魅力のお店まで、さまざまな個性があります。

そのため、自分に合うお気に入りのお店を見つけることが大切です。

家系ラーメンは見た目こそ似ていますが、お店によって個性が異なります。また、知名度も全国的に高まっており、濃厚な豚骨スープや豚肉のトッピングが特徴です。

自分に合ったお気に入りのお店を見つけ、家系ラーメンの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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